歩けて話せるのは当たり前じゃない

介護で学んだこと

歩けて話せるのは当たり前じゃない

誰にでも、介護は突然始まる。
特に、脳は突如起こる。

その日、私は自宅にいなかった。
電話越しに、明日帰ると電話したのが、肉声を聞いた最後だった。

父、脳梗塞となる。

私以上に、本人も衝撃だったと思うし、周りの家族もだ。
あれから10年経ち、後遺症は残ったものの、命は助かり、今がある。

ふとした時、生きているという事実に、すごいなと思うことがある。

話し言葉は難しくなったが、意思疎通はできる。

話はできなくなってしまったけれど、話していることは理解しているし、こちらも本人の言いたいことは身振り手振りや紙に少し書いてくれることで理解できる。

杖を使えば歩ける。
右半身は麻痺してしまったが(右利きだった)、左手でバネ箸を使って自分で食事もできる。
自分達が当たり前にできることは、当たり前じゃなかったんだと気づいた。

すると、ああ、話せて歩けたらすごいことじゃないか!と思えてくる。

今、自分の足で歩けて話せるとしたら、すごいことなんですよ!
知っておいてほしいと思い、書きました。










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